職場の同僚の干渉に耐えられない!特徴や効果的な対処法とは

職場にいる同僚が話好きで、プライベートや個人情報を聞き出そうと干渉してくることに困っている方へ。

正直「ウザイな」と思っていても、気が付くと相手のペースに飲み込まれ、心が疲れ切ってしまう前に何とかしたいものです。

なるべく目を合わせない、顔も見ない、壁1枚隔てることができればいいのですが、職場では難しいこともあるでしょう。

この記事では、職場で干渉してくる人の特徴や対処法などをお伝えしています。

職場で干渉してくる人の5つの特徴

職場で干渉してくる人は、実際にどんな人でしょうか? 5つの特徴をあげてみましたが、共通して言えることは自分と他人の心の距離感がうまくつかめず不器用な人です。

それぞれ見ていきましょう。

極度の世話好き

世話好きというのは、人の役に立つことなので本来とても素晴らしいことです。けれども度が過ぎてしまうと、お節介になり、ウザイと避けられてしまうかもしれません。

度が過ぎる極度の世話好きとなると、絶えず他人の言動が気になるため落ち着いていられません。

いちいち口を出してしまうことも、あるあるですね。

すると相手は負担に思い、避けられない場合は我慢を強いられます。

他人と自分の距離感が分からない

他人との程よい距離感というのは本当に難しいですね。干渉してくる人は自分と他人の距離感が分かっていません。

たとえば会って間もないのに「彼氏(彼女)はいるの?」「今度、遊びに行っていい?」「休日はいつも何しているの」などと根ほり葉ほり聞いてくるかもしれません。

プライベートの干渉は誰でも煩わしいことだ、との感覚がどこか抜け落ちているようです。

以前からの友人や知り合いでもないのに聞いてくるのいうのは、無神経な人とも言えるでしょう。

人に認められたい依存心

人に認められたい気持ちは、多かれ少なかれ誰もがもつ欲求の一つです。

SNSを上手に活用したり、適度に人とのつながりを保てたら、欲求不満にはならずにすむでしょう。

干渉する人は、欲求を満たすことが最優先になり、常に寂しさを抱えているようです。寂しさを解消するため、相手に依存してしまいます。

自分の存在を相手に認めてもらおうと、メンタル不安定な状態が続いているかもしれません。

他人の行動が気になる

他人の行動が気になってしかたがない、というのは自分自身の気持ちに蓋をして、他人優先の日々を過ごしているかもしれません。

キツイ言い方をすれば自分のしたいことや、本音が分からない人でもあります。

物事の判断基準は「自分はどう思うか」ではなく「他人はどう思うか」で決めているので葛藤することもあるでしょう。傍から見れば「何となく疲れた人」との印象があることも。

「夕食は何食べる?」「明日はどんな服を着るの?」とまるで過干渉な母親のような振舞いが見られるでしょう。

コントロール・支配したい

立場が相手より自分のほうが優位だと感じている場合は、支配的な態度にでることもあります。

相手をコントロールし、支配したい人は何かにつけて比較したがる傾向があります。

たとえば「○○さんは仕事ができる」と、やたらに誉め「あなたも○○さんみたいになったほうがいいわよ」などと、余計なお世話で口出ししてくることも。

比較されるような言動をされると、普段から自信がないタイプの場合は、落ち込み弱ってしまいます。

弱ってると、ますます支配したい人の言いなりになってしまうかもしれないので、要注意です。

【もう干渉されたくない!】3つの対処法

干渉してくる人と職場で毎日のように顔を合わせるというのは憂鬱になります。

いっそのこと退職してしまえば気が楽になりますが難しいこともありますね。

干渉してくる人への対処法を3つ紹介しますが、共通していえることは相手に対し、ちゃんとNO!(断る)を言えるかどうかで状況が変わってきます。

嫌なことは嫌だとはっきり言う

相手にはっきりと「嫌です」というのは、勇気が必要ですね。もしかしたら普段から断ったりすることが、苦手なこともあるでしょう。

どうしても「嫌だ」と言えない場合は「相手が笑うと自分は泣く」や「相手のメリットは自分のデメリット」と肝に銘じてみてはいかがでしょうか。

「あなたも嬉しい。私も嬉しい」という関係になっていないことに気が付くと、少しづつですが「嫌です」が言えるようになるかもしれません。

適当に受け流す

嫌味にならない程度に相槌を打つのもアリです。

「そうですよね」「へぇー」「ほほぅ」「なるほど」など。相手がよく喋る人の場合は効果的です。

できれば相手の目を見つめて笑顔でいたいところですが、煩わしさがあると難しいですね。

難しい場合は、相手の片目だけ見て話しを聞くようにすると、互いに顔を合わせる圧迫感が軽減され会話の間がもてるでしょう。

その場から離れる

可能であれば「トイレに行ってきます」「(昼休み中なら)今、眠いので机に伏せます」「近くのコンビニに行きます」と、できるだけ離れるのも効果的です。

コツはサラリと笑顔で交わすことですね。その場から離れる理由を申し訳なさそうに言ったりするのは、避けたほうがいいでしょう。

相手の気分を悪くさせてしまうかもしれないからです。

干渉してくる人は、ある意味口うるさい人でもあるので、もめるとやっかいです。

対人関係の距離感がつかめない同僚に頭をかかえて

私は40年以上生きていても、対人関係の距離感が上手くつかめません。というより苦手なので一人で行動することが多く友達も少ないです。

現在はA型事業所に勤めていますが、同僚の一人が何かとプライベートに干渉してくる人でした。仮にAさん(女性)とします。休憩時間の雑談では

「どんな部屋に住んでるの?今度遊びに行っていい?」
「彼氏はいるの?何で結婚しないの?」
「○○さん(私)が担当してる仕事って大変でしょ?」
「事業所の中で誰が一番嫌い?好きな人は?」

こんな感じで聞かれます。

中でも「何で結婚しないの?」と聞かれた時は、ぶっちゃけ「余計なお世話だ」と憤りを感じましたね。

人それぞれ、事情があるんだよ! と言い返したくなりましたが、気まずくなったら仕事に支障がでるので黙っていました。

現在は、あまりにもしつこいので昼休みは「眠いので」と机に伏せたり、会話は全てオウム返しで、やり過ごしています。

正直「勘弁してくれ~」と思いますが、上手く対応する術を学んでいると気を取り直しています。

まとめ

  • 職場で干渉してくる人の5つの特徴
  • 【もう干渉されたくない!】3つの対処法
  • 対人関係の距離感がつかめない同僚に頭をかかえて

以上お伝えしました。

干渉してくる人とは距離をとるのが一番です。断る術を是非とも身につけたいですね。快適な対人関係の距離は「上手に断ることができるか」が鍵だと思いました。

みのりみのり

それでは、また。