仕事中にメモをとっても覚えられないという状態は、自信を失っているときでもあります。おそらく「このまま辞めちゃおうかな」と退職を考えてる方もいるかもしれませんね。

もし、今退職を考えていたら、ちょっとだけ立ち止まってください。

単純にメモの取り方に問題があって記憶に定着しないだけかもしれないです。

この記事では、覚えられない原因や対処法などをお伝えします。

覚えられない原因として

メモをとっても覚えられない原因として考えられることは、職場全体の雰囲気や教育係の人との相性、仕事内容そのものにあるかもしれません。

そこで一つずつ取り上げてみました。

実は仕事内容に無関心

実際に就職してみると希望する仕事とは程遠い仕事内容で、一日中パソコン操作ばかりの仕事だったり、単純作業がメインで「つまらない」と感じたら一気に覚える気が失せ無関心になってしまうかもしれません。

求人サイトやハローワークの求人票に書かれてある仕事内容は何となく理解していても、実際にやってみると「あれ? 何か違う」と首を傾げてしまうこともあるあるですね。

教えてくれる人が決まっていない

職場の教育係はキャリアの長い人が担当するのが一般的です。

就職したばかりの頃「分からないことは○○さんに聞いてください」と、担当者を教えられたこともあるでしょう。

担当者が1人だけなら覚えやすいですが、途中で入れ替わったり2人以上いたりすると、気苦労が絶えないかもしれません。

同じ仕事でも ”独自のやりかた ”は、少なからずでてくるもので、聞いてるほうは混乱してしまうからです。

質問や話しずらい雰囲気

当たり前ですが、職場の雰囲気には個性があります。

たとえば大人しい人が多い職場だと仕事中はもちろん、休憩中も無言で私語は一切ないような雰囲気だと、要件があっても声を発することさえ遠慮してしまうでしょう。

また教育係の人が恐い感じの人や重い雰囲気の人には、話かけずらいです。

入社したばかりで緊張している

入社して日が浅い場合。誰もが緊張することでしょう。

緊張していると、教育係の人が丁寧に説明してくれたとしても、頭に入りずらいです。

さらに「ミスをしたらどうしよう」「怒られるんじゃないか」「仕事できない人、と思われたら居場所がなくなる」など、心の中が不安でいっぱいになってしまうかもしれません。

覚えることが多すぎる

仕事を始めたばかりの時は、何もかもが目新しくプレッシャーを感じてしまうことでしょう。仕事内容だけでなく雑用もこなさないといけない場合は、自然に覚えることも多くなります。

一回教えてもらっただけで、パッパッとできるようになる人は、少数派かもしれません。一つひとつをゆっくり教えてもらえれるのが理想ですが、そうはいかない場合もあるでしょう。

一度にたくさんの事を説明されたりすると、混乱してしまうかもしれません。

覚えられない時はどうすればいいの

メモをとっても後から読み返すと、何が何だか分からなくなってしまうことも、あるかもしれません。対処法として明日からにでも出来ることを3つ提案します。

メモは走り書きが基本

メモをとるときは教わったことを、そのまま書き出してみましょう。

収集がつかなくなり、分からなくなるかもしれません。ですが、それでいいのです。

まずは走り書きをして、休憩時間や自宅に帰ってからメモを別のノートに書きだして復習すれば、頭に入ってきやすくなると思います。

復習する場合は、できれば手書きが望ましいでしょう。

携帯やパソコンで書き出すのもいいのですが手書きのほうが脳が活性化され、記憶が定着しやすくなるとのデータがあります。

>>参考情報:「手で書きまくる人」がやっぱり強いわけ。記憶力・目標達成率で圧倒的に優位にたてる

ポイントは矢印でつなぐ

メモをとるときにポイントを書いて矢印につなげていくと分かりやすくなります。

たとえばパソコンの操作の場合

メモ帳

電源を入れる

パスワード○○を入力

デスクトップ画面の△△を選択

○○を選択しクリック

などなど。

上から順番に書いていくと見やすく頭に入ってきやすくなるでしょう。

分からないことは質問する

職場では誰もが忙しそうにしているので、質問しずらい雰囲気があるかもしれません。その場合は、何となく聞きずらく、時には自分の判断で進めてしまうこともあるでしょう。

判断が正しければ問題ないのですが、ミスをしたりすると叱られたり嫌味を言われるばかりでなく、誰かが手直しをしなければなくなり、二度手間になってしまうかもしれません。

ミスをするよりよくないのは、誰にも聞かずに自分の判断だけでやってしまうことです。

繰り返し同じことを聞くと嫌な顔をされたりしますが、ミスをするよりマシと思います。

仕事できない人と言われた時のこと

私は要領も記憶力も悪いせいか「○○さん(私)は仕事できない人だから」「覚えるのに時間がかかる人だからね」と、目の前ではっきり言われたことは一度や二度でないです。

「私って可哀想でしょ」の自慢やマウント? をとるつもりは無いのですが、事実なんです。

しっかりメモをとっているにもかかわらずに、ですよ。

振り返れば教えてくれる人のいうことを、納得するまで聞いてなかったりメモをとっただけで満足してしまい、復習しなかった私に原因があります。

ただ、新しい職場で過緊張になり頭が半分真っ白になっていたのは確かなので、余計に物覚えが悪くなりました。

一方で、覚えられない時期を何とか乗り越えられた職場もあり、そんな時は体調も気分も、だんだん楽になってストレスも半減しましたね。

まとめ

  • 覚えられない原因として
  • 覚えられない時はどうすればいいの
  • 仕事できない人と言われた時のこと

以上、お伝えしました。

メモをとっても覚えられない時というのは、大変苦しい時期でもあります。

「私ってダメかも」と自信を失ったり、ストレスからくる過食や買い物、アルコールに頼ってしまったりすることもあるかと思います。

けれども、覚えられる時期を乗り切ると「できない」から「できる」に変わるので「苦しいのは今だけだ」とご自身を労わってあげてくださいね。

みのりみのり

それでは、また。

↓ストレスから買い物し過ぎてしまうときに↓