A型事業所が続かない!合わないときの対策はどうすればいいの

A型事業所は一般や障がい者枠の就労に近いとされています。ほぼ毎日通うところですから、決めるときは慎重にしたいものです。

A型事業所には入職する前に見学や体験ができる事業所が多いのですが、数時間~数日間だけでは詳しい事情までは、分からないかもしれません。

または、第一印象で「雰囲気が合わないな」と直観することがあり、後で知ったらブラックだった! なんてこともあるでしょう。

この記事ではA型事業所の利用者として通所はしたけれど、続けるのが辛い、合わないと感じた場合の対策をお伝えします。

A型事業所が続かない理由

A型事業所が続かない理由は様々です。

単純な作業が多くてつまらない、作業内容が自分に合わない、人間関係がうまくいかない、など他にもあると思いますが3つ取り上げてみました。

単純な作業が多くてつまらない

単純作業をつまらないと感じた場合は目標設定して作業を行うことによって、達成感を得ることができるかもしれません。

(可能であれば)音楽を聴くことで、集中しやすくなります。作業内容にもよりますがテンポをつけて行うと、楽しく感じられることでしょう。

作業内容が自分に合わない

具体的にどうゆうところが合わないか自己分析をしてみるといいでしょう。

できれば紙に書いて視覚化すると客観的に見つめ直すことができるかもしれません。何が得意で、何が苦手なのかを振り返るチャンスの時でもあります。

人間関係がうまくいかない

A型事業所は様々な障害の方が集まっています。

私はA型事業所に通所しておりますが、個性的な人が多いかな? というのが正直な印象です。皆仲良くできればいいのですか、そうはいかないのが難しいですね。

A型事業所が合わない場合はどうすればいいの

A型事業所が合わない場合の対策としては

・別のA型事業所に移る
・就労移行支援事業所に移る
・B型事業所に移る
・一般、障がい者枠の就労を目指す

上記が挙げられます。

それぞれ見ていきましょう。

別のA型事業所に移る

ますは移る先のA型事業所を探すことが必要です。

ハローワークや、地域の福祉事務所などで相談することができます。またA型事業所には倒産する事業所もあるため、事業所選びには注意が必要です。

A型事業所に入職する際は実際に作業内容を体験することができるので、気になる事業所があれば積極的に体験してみるのもいいでしょう。

就労移行支援事業所に移る

就労移行事業所は、障がい者が一般就労に向けて必要なスキルを身につけるための訓練を受けることができます。

ただし賃金は発生しないので、利用者にとっては訓練期間中に生活費が必要になる場合があります。

また、利用期限があり一生の間に2年間ですが、必要性を認められた場合に限り最大1年間の更新も可能です。

B型事業所に移る

就労支援B型事業所はA型事業所と同様に、障がい者が就労するための支援を行なっています。

収入面では、A型事業所の場合、雇用契約を結び最低賃金が保証されていますが、B型事業所は雇用契約を結びませんので、自分のペースで働くことができます。

賃金は給料ではなく工賃となり、作業内容や作業量に応じて支払われる成果報酬です。

厚生労働省が調査を行い、B型事業所で働く人がどれくらいの給料を受け取っているか調べたところ、平成29年度で月額15,603円、時給に換算すると205円でした。

ただし事業所によって収入は異なりますので、利用者する場合は直接確認することをおすすめします。

参考情報:全国の就労継続支援B型事業所の工賃を調査した結果

一般、障がい者枠の就労を目指す

A型事業所の利用者の経験がある場合は、これまで身につけたスキルを生かすほうが、より就労がスムーズにいくと思います。

たとえばパソコンのタイピングや軽作業(清掃業など)のスキルです。

ハローワークや求人情報サイト、新聞の求人欄、転職エージェントを利用することで求人情報を収集し、自分に合った職場を見つけることができるでしょう。

A型事業所を転職したけれど

A型事業所との合う、合わないの相性は、事業所を3か所ほど転々としてきた私の感想としては、確かにあると思います。

現在は3か所目で半年以上もお世話になっていますが、以前のA型事業所を退所した理由は支援員と合わなかったから、です。

仕事中に支援員さんに「何でこんなこともできないの?」と言われた時にイラっときてしまったんですね。

聞き流せばよかったのですが、当時はできませんでした。話し合いもしたのですが、平行線のまま時間だけが過ぎるので、嫌気がさしてしまったんです。

みのりみのり

今となってはもう少し冷静になればよかったと、後悔しています。

まとめ

  • A型事業所が続かない理由
  • A型事業所が合わない場合はどうすればいいの
  • A型事業所を転職したけれど

以上をお伝えしました。

個人的には、これ以上続けていくのは難しい、合わないと思ったら、一日でも早く転職することをおすすめします。

メンタル凹んだり体に不調がでてしまうと、お金を稼ぐどころではなくなってきてしまいます。

みのりみのり

それでは、また。