これからA型事業所への入職を検討している方へ。
履歴書に志望動機を書く時に何を書いていいのかよく分からないと、迷うこともあると思います。
つい誰が見ても無難な志望動機を書いてしまいますが、できれば ” この施設ならでは ”の志望動機が欲しいところ。
私も志望動機はA型事業所だけでなく、就活するたびに頭を抱えました。
この記事ではA型事業所に入職する時に、面接で志望動機を聞かれ焦ってしまった体験談をお伝えします。
面接時の体験談
本音を言えば
- 自宅から近く通勤に便利
- 最低時給が貰える
- 勤務時間は9時~15時
3つの条件を満たせば、どこのA型事業所でもよかったんですね。
できれば職員さんや他の利用者さん達がいい人達なら最高ですが、こればかりは体験だけでなく実際に働いてみないと分からないことです。
履歴書の志望動機には
これまでの軽作業の経験を活かしたいのと、コツコツとやる作業が好きです。通勤に便利なので応募しました。
どこにでも通じるような無難な志望動機を書いていました。
それしか思い浮かばなかったんだもの・汗
そんな中面接時に改めて志望動機を「○○(A型事業所)を選んだ理由を教えてください」と聞かれたので、内心は冷や汗をかきながら
「A型事業所 東京」で検索すると、トップページに表示されてきたので「信頼できる事業所だな」と思い、応募しました。
これまたトンチンカンな回答ですが、全くの嘘ではないので何とか答えました。
「そうなんですね」と面接官の方は、笑顔で答えてくれました。
感謝してます♪
その後は一週間ほどして無事に内定を頂きましたが、体験時に他の利用者さん達が優しかったなと感じたことを、もっと伝えればよかったと後悔しました。
A型事業所に通所したい理由
私の場合、はっきり言ってしまうと就労移行やB型事業所と違い、最低賃金(時給)を貰えるからですね。
A型事業所の特徴として 雇用契約を交わし最低賃金を貰いながら仕事をして、社会復帰に向け訓練をする施設です。
雇用契約を交わすということは責任が発生することなので、最低限のスキルとして休まずに通所できるかどうかは問われます。
※ 最低限のスキルは事業所によって異なります。
勤務時間が4~5時間と短いのが特徴ですが、一般雇用や障がい者枠で労働するのと何ら変わりがないです。
A型事業所に入職したい! と希望した時点で社会復帰への道を一歩前進していると思います。
A型事業所を選んだ理由
A型事業所を選ぶ理由は
・通勤に便利
・時給
・有給の有無
・勤務時間
・事業所の雰囲気
・トイレの使いやすさ
・事業所の利用者の人数
・利用者の年代、男女比
などなど。
人それぞれ希望の優先順位があるでしょう。
たとえば事業所の人達や場所の全体の雰囲気は、実際に体験して初めて気が付くことも多々ありますね。希望に沿った完璧なA型事業所は存在しないと、個人的には思うのでどこかで妥協は必要です。
特に女性の場合トイレの使いやすさは重要で、生理の時やお腹の調子が悪いときなど、トイレが不衛生だったらテンションはガタ落ち。
うつが悪化してしまいそうです。長期的にはメンタルにもよくないですね。
仕事へのアピール
仕事内容によってアピールのしかたは異なりますが、一番得意なことをアピールするのが定番です。
けれども「得意なことなんて何もないよ!」という方もいるかと思います。
そのような時は
”生真面目さ ”をアピールしてみてはいかがでしょうか。
たとえば
・時間は守る
・欠勤は少ない
・誰に対しても挨拶はきちんとできる
など。
私は転職歴20回以上ありますが、毎回アピールしていました。採用に至らなかったこともありましたが、案外やってみると効果的でしたよ。
志望動機のNG
「これは書かないほうがいい」志望動機として
・どこにでも通じる志望動機
・立派な志望動機
この2つはNGですね。
理由はA型事業所側に
「別にウチで働かなくてもいいのでは?」「立派だけど本当かな?」と疑問を感じさせてしまうからです。
たとえば
施設の企業理念○○に感銘を受けました。これまでの○○職(事務職など)の経験やMOSの資格をとおして貢献したいと考えています。
このようなニュアンスだと個人的は感覚でしかないのですが、不採用になる確率が高くなってしまうかもしれません。
○○(志望先のA型事業所)ならでは! の動機が欲しいです。
A型事業所は入所する前に体験があるので、一般雇用よりは志望動機が書きやすいと思います。
まとめ
- 体験談
- A型事業所に通所したい理由
- 志望動機のNG
以上、お伝えしました。
書類選考で履歴書を書いて郵送したり、面接時は緊張しますね。考えすぎてパニックになり、自ら辞退してしまうこともあるでしょう。
そうならないためにも時間がかかってもいいので、あなただけの言葉で志望動機を書いてみてはいかがでしょうか。
それでは、また。